こんにちは、荒瀬です。
先日書いたhum RESTOREの記事で、代表・貞清に影響されて自転車を購入したことに触れました。
今日は、ジュエリー、洋服、自転車、全てに当てはまる「自分のスタイル」を作ることについてお話しします。
さて、以前からぼんやりと自転車が欲しいな、と思ってはいたものの、きっかけがなく買えずにいました。
ですが毎日事務所に停めてある貞清の自転車を見る度に、欲しい気持ちが高まっていき、自分が乗るならどんな自転車がいいだろう?と考えるようになりました。
何かを買うとき、必ず想像することが私にはあります。
それは、白いTシャツにアナトミカのジーンズ、コンバースの黒のハイカットという「基本の姿」。
この私らしいスタイルにマッチするかどうかを、買い物をする時の一番の判断基準にしています。
そうやって決めた自転車の条件は、4つ。
・ホリゾンタルフレーム(端正でスマート!)
・ブランドマークが主張しすぎずスッキリしていること(激しすぎるロゴはちょっと・・・)
・サドルとハンドルはブラウンレザー(クラシカルな雰囲気に)
・太めのタイヤ&カゴ付き(安全性と日常使いのしやすさはマスト!)
カジュアルな服装の多い私が乗る時のバランスを考えると、スマートでクラシカルな自転車が合うなと思ったんです。
この条件を基に、貞清と、ブルーラグ代々木公園店の松本店長に相談しながら、遂にマイバイクが完成しました。
そして以前の記事でも書いたように、週5日の自転車通勤を始め、私物ネックレスのhum RESTORE出品に至ります。
更に、買い物をする時に想像する基本の姿には、この自転車が加わるようになりました。
つい最近、季節の変わり目に新しいジュエリーを手に入れたいと思い、商品を色々と試着。中でも、JEWELRY MAKING FESTIVALでデザイナー・稲沼が着用しているのを一日中見ていたことで、とあるピアスが強く頭に残っていました。
例のスタイルで自転車に乗った自分がこのピアスを着けたら・・・、と想像します。
K18 のしっとりとした質感と2色のコントラストに、フルで施されたダイヤモンド。洋服のカジュアルな要素を和らげてくれそう。
フープのサイズは程よく、ブラックメッキによってシャープな存在感が際立ち、黒いフレームの自転車ともバランスが取れる。
全てがマッチして、このピアスを着けた自分の姿がはっきりと想像できました。(加えて、信頼のおける同僚たちからも「荒瀬さんっぽい」と背中を押してもらえたのも嬉しかった!)
こうして、humete Combination Collectionのフープピアスのオーダーを決めました。
もちろん、ピアス単体で見ても完璧です。
元々は強度を増すために生まれたコンビネーションジュエリー。それが現代のhumのアトリエで、手間と時間を掛けて作られる。職人の想いが込められたピアスは、身に着けるだけで自信が湧いてくるし、かっこいい。
鏡を見るたびに、「このピアスを選んだ数か月前の私、ナイス!」と自分で自分を褒めています。満足感がすごいんです。
ちなみに稲沼は、「テンションを上げたいから」このピアスを着けたままジムへ行くそう。私も実際に使ってみて、その気持ちがわかったような気がしています。
コロナ自粛をきっかけに自分の持ち物を見直して、むやみやたらにモノを買う・消費するということを考え直した方も多いのではないでしょうか?
かくいう私もその一人です。冒頭でお話しした基本の姿は、昨年春の休業期間中に断捨離をしたことで、頭の中が整理されたのか、自然と思い浮かぶようになりました。
昔から洋服はそれなりに好きで、いろいろなテイストのものを購入してきました。
基本はカジュアルで、オーバーサイズのカットソーやスウェットが大好き、でもたまにはレースのブラウスも着たい。
humだったら、メンズのシルバーリングがmy first humで、入社してから最初にオーダーしたのは華奢で繊細なテニスブレスレット。
私を知る人は意外と思うかもしれませんが、昔からピンク色も好きです。
あまり統一感が無いように思えますが、ただ一つ共通しているのは、自分が「好き、かっこいい」と心から満足できるものだけを選んでいるということです。
そういうものは値段の高い・安いにかかわらず、身に着けている自分に自信が持てる気がします。何より、そう思えるものでなければ楽しくないから。
こんな風に自分なりの基準を大事にすることが、基本の姿、いわば自分のスタイルを作ることに自然と繋がっていく気がしています。
流行や人の意見も気になるけれど、自分の審美眼とスタイルを持つと本当に必要なものを見極めやすくなるし、より心地良く、楽しく過ごせると思います。
自転車の話が軸になってしまいましたが、ジュエリーの選び方を改めて考える機会にもなったので、シェアしてみました。
お付き合いいただきありがとうございました。
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