こんにちは、小西です。
神田の練習記録vol.4をお届けいたします。
Instagram:@hum_making
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Day25
●八角形リングの刻印と仕上げ (森山さんより教わる)
仕上げをしていると、ケガキの線の強さ、ミルのバリの出にくい打ち方が必要、などなど、、、気付いた事が多数。
リング内側のミルのケガキは薄めに、外は強めにする。
●銅板で彫りの練習を再開
月桂樹の続きを顕微鏡で。
線は綺麗になってきた。
シュッとした葉っぱになってしまっているので、もっとふっくらさせる。
◇
今朝、初の八角形リングが完成しました。
実際の商品と比較して写真を撮ってもらう。
Day26
●彫り続きから
葉の形をふっくらと。シュッとしているよりも月桂樹らしい雰囲気になった。
湾曲した角度がきつくて線がガタついてしまう。曲げる時にタガネの角度をもっと起こす。
●直線・尾っぽ練習
直線は顕微鏡でも見やすいけど、尾っぽはまだ慣れず裸眼の方が上手くいく。
彫り終わり→両サイドミル打ち。
1周目…たまに斜めになってしまった。
2周目…明日チェックしてもらう。
●彫り 別の柄へ
裸眼で挫折した小さめの柄に、顕微鏡を使って再挑戦。
Day27
●新しい柄の続きから
太さ、角度、崩れたところの修正をするかしないかで、自分が成長するかしないかが決まる!
一周の最後、柄が一致しなかった→彫りながら柄を作るんじゃなく、次は最初に基準の印だけ作っておく。
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曲線はまだガタつく時があるものの何となくしぶタガネの扱い方は安定してきた気が。
片切りは不安定。彫りすぎてしまう時がある。
Day28
●直線・尾っぽ練習
尾っぽ思い切りやりすぎたと思っていたけど、それくらいで良いらしい。
直線の歪みが無くなってきた。
●銅板リングの彫り
ラスト1周、唐草の柄をリベンジ。長いストロークの線が、前より形になってきた。
これが終わったら、次は新しい銅板リング(4~5周)→八角形2本目へ
銅板リングは事前に作ってあるので、彫り終わったらすぐ次に移れそう。
Day29
●唐草の続きから
「カーブは片側引っ掛ける」この意味がわかってきた。扱いはまだ難しい…。
普通に彫るとガタガタになるけど、引っ掛けると彫りの跡がきれいになる。抑揚もつきやすい。
小さい菱形が難しい。
ラスト1周終わり。新しい銅板リングへ。
Day30
●銅板リング、新しい柄から
両サイドの直線を、八角形リングで使った鋭角な方のタガネに変更。
柄の最初と最後が一致するよう、先に1周軽くけがきと彫り→微調整。
ぱっと見はきれいになってきたけど、ちゃんと左右対象にはなっていない。
Day31
●昨日の続き
4枚葉の柄の中央が一致せず、線と線の間が開いてしまった。
きれいにできた箇所もあれば、左右対象になってないところもある。片切りで修正はできるけど、それよりもちゃんと彫れるようになる。
銀杏の柄がガタつく。
一周終わり、次の柄へ
◇
福岡から小野さんが来ていて、「毎日続ければ、年内に八角形リングを彫れるようになる目標は達成できそう」と言ってもらえました。引き続き頑張ります。
左が私が彫ったもの 右が商品
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神田が初めて彫った八角形、想像していた以上に完成度が高くて驚きました!
勿論、まだまだ未完成の状態ではありますが、毎日共有してもらっている練習の成果が形として表れて嬉しいです。
私は直接練習を監督する立場にはないですが、日頃のレスポンスや飲み込みのスピードを見ていると、技術を習得するスピードも早いんだろうなと思っています。
年内の目標が達成されるのが楽しみです。
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