2021/04/28

【hum making】神田-vol.3

こんにちは、小西です。


今日は神田による彫りの練習記録です。

前回の練習記録はこちら


Instagram @hum_making


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Day 18


●前回の続きで月桂樹の彫り、直線


片切りタガネが難しい。彫り跡が美しくない。扱う感覚はなんとなくわかった。

まだ直線が下手なまま。板よりもリングに直線入れる方が好きかもしれない。

次、また違う柄へ。ずっと同じ柄を続けるよりも、柄A→柄B→柄A・・・と、違う柄を挟む方が成長が見えやすい。


色々試して得意な柄を見つけたい!

今は、上手い下手はともかく月桂樹を彫るのが楽しいです。

明日、練習用のシルバーの八角形リングが吹き上がる予定。


Day 19


●月桂樹の彫り続き、直線・尾っぽ


月桂樹楽しい。

曲がりのタガネで彫り直しをすると、いつも線が二重になってしまうのが気になる。。。同じ線をなぞって彫れるようにしたい。

左手の力を抜くこと、線の抑揚、残る地金の形を、引き続き意識する。


直線は、上手くできていた時の感覚に戻りつつあるかも。


練習用の八角形リングが吹き上がってきました。

森山さんからゴム掛けを教わって、ゴム掛けが終わったら実際に彫ってみる。



Day 20


●八角形 ゴム掛け → 縁のけがき、彫り → 柄のけがき、彫り

  ※けがき…基準の位置を決める下書きの線のこと


けがきが大事。濃すぎると後で消せなくなるので、なるべく薄く。コンパスを使って均等に。


縁から0.5mmのけがき線の真ん中を彫る…彫り跡が見えなくて、最中にタガネがどこにどのくらい当たっているのかわからない。アールに均等に沿わせるのも難しい。。。


貞清さんと私の比較写真


Day 21


●彫りの続きから

葉っぱの形がふっくらするよう、距離を短くSを彫るイメージ。

まだ柄を彫り終えていないけど、とりあえず反対側も同じところまで。


今日は顕微鏡を使って彫りました。

初の顕微鏡、よく見えすぎて感動!

線の上をなぞって彫るのはやりやすいけど、全体のバランスを取るのは難しい。

貞清さんの見本はルーペ越しよりもはっきり見えるので、しっかり見ておく。


Day 22


●彫りの続きから


今日は裸眼。全然見えず苦戦、深く彫りすぎてしまったところが多々あり。

彫り直しで修正できるみたいなので次回彫り直し〜彫り直しの後はミル打ち、仕上げまで。


タガネの使い方はなんとなくわかっていても、立てる角度をちゃんと掴めていない。

手の感覚とか音の感覚を覚えて、見えなくても彫れるようになるしかない。

ミルを打つ箇所に彫りが貫通しないよう、線と線の交点で彫りあげることを意識する。

絵が描けること(絵に対する美的感覚、左右対象がわかること)が大事なので、ペン先の縦横比が違うペンを使って紙に書いて練習すると良い。


Day 23


●彫りの続きから

今日は顕微鏡で。

前回の修正〜葉っぱの真ん中のミゾ入れ(両面)~ミル打ち(片面)。

明日は反対側のミル打ちから。


初のミル打ち、打っている最中に気がついたこと。

ミル同士がくっつくところの両線が中心に向かうようにしないと、リングに対して斜めになってしまう。要注意。

金属によって硬さが違うので、金属の性質をタガネで感じ取れると上手く彫れるようになるらしい。



Day 24


●ミル打ちの続き 〜 反対側の直線彫り→ミル打ち


直線彫り…細い線なので曲がった時にわかりやすい。面が湾曲しているので線の真ん中だけが太くなりやすい。真っ直ぐに、太さを一定に彫る。


ミル打ち…側面とつなげるように打つ。斜めにならないよう、両線はリングに対して垂直に。

ミル横の線を彫る時にある程度地金を残さないと、ミルが埋もれる。今回は地金がほぼ残っていなかったので、埋もれてしまったところが多い。


ミル打ち、めちゃくちゃ楽しい!

明日、日付の刻印→仕上げ。



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地道な練習を毎日欠かさず続けていること、本当にすごいなと思います。


日々共有してもらっている日記には、反省、改善策、小さな気付きや工夫、、、いろんな事を考え、試行錯誤しながら練習に励む様子が記録されています。

これを「与えられた仕事」として捉えるのではなく、きっと「自分がやるべき事、成し遂げたい事」だと思っているから、熱心に続けられているんですよね。


自らやる人は、やらされている人には絶対負けません。

自らやるからこそ成長できるんです。


これからの道程は、想像もできないほど厳しいのかもしれません。

でも今の神田を見ていると、時間はかかっても必ず成し遂げるんだろうなと思えます。



神田さん、投げ出したくなる時もあるかもしれないけど、そんな時はブログの読者の方々や私が応援していることを思い出してもらえたら嬉しいです。



Instagram @hum_making


2021/04/24

販売員から見るhum -staff dialogue-

こんにちは、小西です。


現在humでは、販売スタッフを募集しています


今日はマネージャー・岩﨑とスタッフ・大谷の対談を通して、humでの販売の面白さ、そして社員の立場から見たhumの魅力をお伝えしたいと思います。


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<Profile>

岩﨑郁美 shop manager

新幹線パーサーを経験した後、ジュエリーの販売員へ転向。

某ブランドに9年間勤務、マネージャーに就任。

2015年3月、株式会社ハム入社。

現在shop managerとして販売員を統率しながら、hum ISETAN SHINJUKUの店頭に立つ。

販売員からもお客様からも厚い信頼を得るプレイングマネージャー。


大谷綾乃 shop staff

インテリア業界で約7年間販売に従事。

2020年1月、株式会社ハム入社。hum HANKYU UMEDAに配属。

ファッション業界は初経験でありながら、実直さとhumへの愛に溢れた接客が好評で、入社直後からファンを獲得し続けている。



<入社のきっかけ>

岩﨑:

接客業という部分は変わっていないけど、私達は2人とも別業界で働いてからの転職でしたね。大谷さんが、ジュエリーの販売をやってみようと思ったきっかけは?


大谷:

大きなきっかけは結婚です。前職はインテリア業界で、家具を販売していました。そこでの仕事はすごく好きだったんですが、一つネックだったのは不規則な就業時間です。今後の生活を考えて転職活動を始めましたが、販売の仕事は続けたいと思っていました。

そんな時に思い浮かんだのがhumです。元々リングを愛用していた事もあって「働いてみたいな、働けたらいいな」と思ったんですが、未経験の業界なので不安と抵抗がありました。

でもなかなか他のところで働きたいと思えず、内定が出ても結局辞退したりして…。

夫からのアドバイスもあって、憧れのhumに思い切って応募したという感じです。

岩﨑さんは、パーサーをされていたんですよね。接客という共通点はあっても、ジュエリーの販売員とは業務内容が大きく違うイメージです。


岩﨑:

パーサーには、限られた時間の中で正確に、スピーディーにサービスを提供する事が求められます。旅も人と接するのも好きでこの仕事に就いたけど、私が思い描いていた接客ができていたかと言われたら、そうじゃなかった。

もっと対話を重ねて関係性を深める接客がしたいんだと気付き、ジュエリーの販売を志望しました。

宝石好きだった祖母に影響されたのか、小さい頃からずっとジュエリーに興味があって。指輪の形をしたキャンディが大好きでした。


大谷:

子供の頃から今まで、ジュエリーが好きな気持ちは変わっていないんですね。

9年在籍されたブランドからhumへの転職を決めたのは、どういうきっかけだったんですか?


岩﨑:

前のブランドに勤めていた頃、休日に色々なジュエリーブランドに行って情報収集をするのが習慣だったんだけど、その中で出会ったのがhum。

humeteチェーンブレスレットのデザイン性と緻密な作りに魅了されて、自分が本当にお客様におすすめしたいのはこんなジュエリーかも、と思い入社しました。


大谷:

転職を決断するほどの影響を与えたブレスレット!すごいですね。

私も初めてセレクトショップでhumのチェーンリングを見かけた時、「かっこいい!」と衝撃を受けました。入社してからもhumのジュエリーがますます好きになっています。


<humで販売に携わって>

岩﨑:

やっぱり自分が「好き!」と思えるものを販売するのは楽しいですよね。お客様から共感されたり、気に入ってもらえた時の喜びも大きい。私はたとえ仕事でも嘘やお世辞は言いたくないから、特にそう思います。

大谷さんは2年目でようやく慣れてきた頃だと思うけど、どんなことを感じていますか?やっぱり、家具を販売するのとは違う部分も多いのかな?


大谷:

2年目の今は、1年目で学んだ基礎を大事にしつつどう応用させていくか、そこに苦戦していますね。

実用性が前提にある家具は、用途や間取りによって選択肢が必然的に絞られていきます。

でもジュエリーの場合は違って、ネックレスが欲しくて来店されたお客様にピアスを提案したら喜ばれた、みたいな事も普通にありますよね。ゴールドしか着けないお客様にシルバーをおすすめしたり。

正解が存在しない中で、いかに自分の提案で正解を作るか…。ここが一番難しくて、同時にやり甲斐にもなっています。

岩﨑さんは、humに入って今7年目ですよね。これまでを振り返ってみてどうですか?


岩﨑:

初めの頃はとにかくhumのジュエリーが好きで、商品のことばかり考えていました。今は、もう少し広い視野で物事を考えられるようになったかな。

humが職人のハンドメイドを一番大事に考えているのは昔も今も変わらないけど、ここ最近は更にブランドの理念を強く尖らせて発信するようになりましたよね。

昔はまさかポーチを手作りするとは思いもしなかった。でも、そんな変化にも共感できているから毎日楽しいです。


大谷:

REFINE METALやRESTOREもそうだし、あまり他でやっていない取り組みが多いですよね。私もまだまだ勉強しないと、と感じています。


<求める人材像/会社の特色>

岩﨑:

東京と大阪で離れているという事もあって、日頃から十分なコミュニケーションが取れている訳ではないかもしれない。でも、離れていても大谷さんの真っ直ぐな働きぶりは伝わってくるし、そこは理解しているつもりです。


大谷:

本当ですか?ありがとうございます。

岩﨑さんはhumで色んなスタッフと接してこられたと思うんですけど、「一緒に働きたい」って感じるのはどんな人ですか?


岩﨑:

「人と接するのが好き」「humが好き」という人もそうだけど、私が一番いいなと思うのは「おもしろい」人かな。その人にしかない個性があって、尚且つ周りの個性を認められる人は魅力的です。

入社以来ずっと一緒に働いている人もいるけど、7年経つ今でも「本当にこの人おもしろい!」って新鮮に思えるくらい、個性が強いメンバーばかり。職人も販売員も、そしてお客様も、個性的でおもしろい人が自然と集まる会社なのかなと思う。


大谷:

確かにみんな個性的!しかもこの会社では、職人・デザイナー・販売員・・・全員の距離がすごく近くて、それぞれの個性や熱量を身近に感じられますよね。この感じは今まで経験したことがなかったし、私にとって大きな魅力です。


岩﨑:

経歴や社歴を問わずひとりひとりが活躍できるのも良いところ。新しく入ったばかりの人にも大きな可能性があると思います。

少しでも興味を持ってもらえたら、まずはあなたがhumを面接するような気持ちで応募してくだされば嬉しいです。

【募集要項】

募集職種:販売職

雇用形態:正社員(試用期間2ケ月有)

勤務地:東京/伊勢丹新宿本店

勤務時間:実働8時間(シフト制)

休日:年間110日(夏季冬季休暇含む)


【履歴書・職務経歴書送付先】

〒150-0001

東京都渋谷区神宮前2-31-7 Villa Gloria 101

株式会社ハム 人事部宛

TEL 03-6434-5585

Mail  info@hum-est.com


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今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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2021/04/21

WORKSHOP in SAPPORO レポート

友永です。

4/17(土)と4/18(日)、TOMORROWLAND札幌ステラプレイス店でワークショップを開催しました!

今回は札幌帰りの神田と小野が、当日の様子をレポートいたします。


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職人の神田です。

人生初の出張で緊張していましたが、お陰様で無事にワークショップを終えることができました。



一番人気だったメニューはバングル。

槌目をつけたりリューターで磨く作業では、素材の表情がみるみる内に変わっていくので、没入感を楽しんでいただけました。


来週に出産を控えた方とご友人様おふたり、3名お揃いでバングルを作って下さったのが特に嬉しかったです。お手持ちのhumeteチェーンブレスレットと重ねづけされるそう。

中でも1名はピアスホールが開いていないのに、私がhumeteフープピアスの制作を担当していることをお話しするとオーダーに踏み切って下さいました。「これを着けるためにピアスホール開けます。神田さんが作ってくれるのを楽しみにしています!」と言ってもらえて、胸が熱くなりました。

humのピアスが着けたくてピアスホールを開ける方、直営店でもたまにいらっしゃるみたいです。



お手持ちのhumのジュエリーにオプションダイヤモンドをセッティングするサービスも好評で、せっかくの機会だからと、ダイヤの留め方を職人にお任せくださった方も。

小さなダイヤが入るだけでも大きくイメージが変わって、オンリーワンな特別感を喜んでもらえました。



ワークショップに限らず、顧客様から新しいお客様まで色んな方にhumのジュエリーをご紹介できたのも良かったです。

札幌でのhumのイベントには欠かさずお越しくださるお客様や、hum JINGUMAE atelier&shopとのメールのやり取りでカスタムオーダーをされているお客様。TOMORROWLANDの顧客様で、humのブレスレットをご愛用くださっている方。

たまたま通りがかって一目惚れでチェーンブレスレットをご購入くださった男性からは、「今までちゃんとしたブレスレットを買ったことがなかった。humの事は初めて知ったけど、自分が持っているアクセサリーとは明らかに品質が違う」と、嬉しいお声を頂きました。

スタッフの方もマリッジリングをオーダーされていたり、ブログをチェックしてくださっていたり…。


札幌にもhumのファンが沢山いるのだと感激しました!ありがとうございました。



WORKSHOP NANOKAWAの小野です。


まずは足を運んでくださった札幌のお客様、そしてTOMORROWLANDスタッフの皆様、ありがとうございました。

とあるお客様と5年ぶりに再会でき、お互い会えると思っていなかったので2人で随分と盛り上がってしまいました。


ワークショップは終了しましたが、オーダー会は4/25まで開催中です。

引き続きよろしくお願いいたします!


さて、神田が詳しくレポートしてくれたので、私からは少し余談を。


飛行機が大の苦手な神田。

初めての出張ということもあって、1,2週間前から相当緊張していた模様。羽田空港で落ち合って搭乗前に寿司屋に入ったものの、緊張がピークに達したのか全然食べられていませんでした。

本当に大丈夫かなと不安になりましたが、ワークショップ当日の振る舞いは堂々たるもの。思わず舌を巻きました。


合間には、TOMORROWLANDの店内を物色させてもらいました。

ふと目に留まったニットジャケットが、淡い色味で見た目に軽やかで、着てみると本当に軽い。着心地が良く使いやすそうで、つい購入。私物のhumのブレスレットと合わせようと思います。

神田は水色のバッグが気に入った様子。

こういうのはセレクトショップでのイベントならではの醍醐味ですね。


久々の地方イベントで、皆様の喜ぶ顔が見られて良かったです。

また必ず札幌に行きたいと思います。



…ここで終わるつもりでしたが、ブログ担当の小西から依頼されて、神田へのメッセージを残します。


工具の発送準備から実施当日まで、お疲れ様でした。

出張中はずっと隣にいたので、とても緊張しているのが手にとるようにわかりました。


しかしワークショップは見事でした。

石留めもよく練習して、職人らしい所作が見られました。

これからお客様とのコミュニケーションの回数を増やせば、もっと上手くなるはず。

期待しています。


初めての接客は特に緊張していたようですが、作りの特徴など上手く説明できていたと思います。

「これは私が作っているんです!」というセリフを何度も耳にしました。humの職人だからこそ言えるセリフ。お客様の心にも響いたのではないでしょうか。

接客のアドバイスとしては、お客様のワードローブ、お仕事、家族構成、身に着けているものや雰囲気など、色々な事を考えながら提案できるといいと思います。

まずは一番身近なhumのジュエリーを身に着けたり、コーディネートして、もっと好きになることをお勧めします。それから、世界にたくさんある色んなモノにも興味を持ち、実際に触れてみて下さい。

神田さん自身の視野が広がり、知識がセンスになり、発言に説得力が増します。


今回自分が接客したお客様の顔や名前が記憶に残っていれば、これまで以上に責任感を持って制作に臨めるだろうし、humのスタッフとして一つ上のステージに進めるはずです。

頑張ってください、応援しています。


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2021/04/18

HUM RESTORE -お預かりから販売までの流れ-

こんにちは、小西です。


こちらの記事で、hum RESTOREに私物を出品するまでの想いを語ってくれた荒瀬。

今回は委託されたジュエリーがどのような過程を経て販売されているのか、その実情を教えてくれました。


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荒瀬です。

前回に引き続きhum RESTORE体験をお伝えしたいと思います。


さっそく、実際に商品が委託され販売に至るまでの流れを、詳しくご紹介していきます!



【商品お預かり】

委託を希望されるお客様には、hum JINGUMAE atelier&shopへのご来店もしくはご配送のいずれかをお選びいただき、商品お預かりの手続きを進めます。


【検品・査定】

お預かりした商品は、アトリエにて職人・森山が細かく検品します。

検品のポイントは主に5つ。

・キズはどのくらいついているか?

・変形していないか?

・石にキズや欠けがないか?

・チェーンが伸びたりカタついたりしていないか?

・フックは正しく動いているか?

どのような頻度・環境で使用されていたかを、ヒアリングさせていただいた内容も踏まえて見ていきます。

ちなみに、私が委託したネックレスはランクBという結果でした。

3年程、週1~2回程度の使用頻度で、それなりの使用感がありましたが、フックなどは正常に動き、ダイヤモンド落ちや大幅な摩耗はありませんでした。


これまでにお預かりした商品もランクBに該当するものが多いです。

フックがカタついていたり、交換が必要なパーツがある場合は、ランクCの査定になる場合がございます。

humとして希少性が高いと判断したアイテムには、付加価値が付くことも。


このような検品と査定により、販売価格が決定されます。


メンテナンス代金について

販売価格と一緒にお伝えしているのが、メンテナンスにかかる費用です。


めでたく次の持ち主様が見つかった場合は委託手数料をいただきますので、メンテナンス代金をご負担いただくことはありません。

次の持ち主様とのご縁がなかった場合には、メンテンス代金をご負担いただき、商品をご返却いたします。

新品同様になったジュエリーを、また新たな気持ちで大切にしていただけたら嬉しいです。


また、掲載中に「やっぱり思い入れがあるから手放したくない・・・」「気分が変わってまた使いたくなった」なんてこともあり得ますよね。

そんな時にも、メンテナンス代金をご負担いただいた上で商品をご返却することが可能です。

どうぞ遠慮なくお申し付けください。


【メンテナンス、撮影】

委託いただいた商品は、アトリエでフルメンテナンスを施され、hum RESTOREのマークが刻印されます。

もし、何度もhum RESTOREを経由して持ち主様が変わっていく場合、この刻印は2つ、3つ・・・と増えていきます。

それは正規認定中古品であるというだけでなく、そのジュエリーの価値がどんどん増して、ブランドの価値も上がっている証。

私たちhumにとっても、歴代の持ち主様にとっても、喜ばしいことだと信じています。


メンテナンスが完了したら、サイト掲載用の写真を社内で撮影します。

写真撮影を担当する職人・柳生が、大切なジュエリーが一番きれいに見えるよう丁寧に撮影いたします。


【掲載開始】

お預かりから1ヶ月ほどで商品がサイトに掲載されます。

掲載が開始されたら、次の持ち主様が現れるのを待つのみ。

素敵な出会いがあるよう、私もいつもドキドキしながら待っています。お預かりから撮影・掲載までほぼ全ての過程を見ているので、もはやわが子のような気持ちです。


【委託期間】

サイトへの掲載期間は、お預かり日から約1年間。

期間中売れない場合は、値下げできるの?という疑問、あると思います。

我々としては、正直に言うと値下げはしたくありません。なぜなら、せっかくの商品の価値を自ら下げてしまうことになるから。

もちろん販売されるまでは委託者様のものなので、すべてお断り!ではありません。

その都度ご相談とさせていただき、ご理解いただければ嬉しいです。


【販売後の流れ】

商品が購入されたら、簡易包装で発送します。

現在は、商品を袋に入れてからフェルトポーチの候補素材だった布で包む形をとっています。そのため今後包装が変わることもありますので、悪しからずご了承ください。

また、商品には販売証明書が附属します。直営店でお渡ししている販売証明書に、RESTOREマークをスタンプしています。


商品が無事購入者様のもとに渡ったら、委託者様へのお支払い準備に入ります。

委託者様には、販売価格から20%の手数料を引いた金額をお支払いします。


例えば、私が委託したチェーンネックレスは、定価227,700円(税込)。

すると、販売価格や手数料はこのようになります。

販売価格:182,160円(税込)

hum手数料:36,432円(税込)

委託者様へのお支払い金額:145,728円(税込)


できるだけ早くお支払いできるよう努めていますが、販売から1ヶ月ほどお時間を頂戴することが多いです。何卒ご了承くださいませ。




これで、全て終了となります!

イメージしていただけましたでしょうか?


humのジュエリーの価値を高め、humを愛してくださる全ての皆様に喜んでいただく為の取り組み、「hum RESTORE」。

まだスタートして間もないサービスですので、ご不明な点も多くあるかと思いますが、いつでもお気軽にご相談ください。

私荒瀬が誠意を持って対応させていただきます。


hum RESTORE


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今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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Facebookの過去記事で、hum RESTORE立ち上げにあたっての代表・貞清の本音を綴っております

2021/04/14

【information】order fair & workshop @ TOMORROWLAND sapporo stellar place

こんにちは。友永です。 


明日から、北海道・TOMORROWLAND札幌ステラプレイス店にてイベントが始まります!

“hum order fair & workshop”

@ TOMORROWLAND sapporo stellar place

4/15(thu)25(sun)

 〈WORKSHOP〉4/17(sat),18(sun)

 

REFINE METAL COLLECTIONをはじめ、普段お取り扱いのないアイテムが豊富にラインナップされます。



そして今回はhumの職人が遠征し、店内でワークショップを開催いたします!

WORKSHOP NANOKAWAで教鞭を振るう小野と、hum_makingでも活躍中の神田が皆様をお迎えします。


メニューは3種類。


    様々なアレンジが選べるバングル
素材、デザイン、仕上げの方法など、お好みのアレンジが可能なバングルです。
線形の金属を曲げ、ご自身の手首に合わせて製作します。

¥24,200〜



    K18ゴールドとダイヤモンドで作るピアス

「石留め」「ミル打ち」を実際に体験していただける希少なコンテンツ。

使い勝手の良い一粒ダイヤピアスが自分で作れるとあって、人気のアイテムです。

¥60,500



    ダイヤモンドの原石リング

こちらは石留めされたリングからお好きなものをお選びいただき、職人がその場でお一人お一人のサイズに仕上げます。

先日のJEWELRY MAKING FESTIVALでも注目を集めました。 

¥121,000〜


 

ご予約制ではありませんが、時間帯によって混雑が予想されるため、事前にショップへご来店日時のご連絡をおすすめします!

詳細はTOMORROWLAND札幌ステラプレイス店までお問い合わせください。

TEL:011-209-5301

Instagram:@tomorrowland_sapporo

 

 

地方でのワークショップはめったにない機会ですので、是非お立ち寄りください!


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Instagram:@hum_making


 

2021/04/11

エンゲージリングの在り方

こんにちは、小西です。


shop managerの岩﨑より、hum ISETAN SHINJUKUにてブライダルリングをオーダーいただいたお客様の話を聞きましたので、ご紹介したいと思います。


「着ける機会がないから」とエンゲージリングのご購入予定はなく、マリッジリングだけをご検討されていたおふたり。

色々とご覧いただいた上で、stitchシリーズのマリッジリングに決められました。

その際に新婦様は、ファッション使いのアイテムも気になるご様子で、他のリングなどもご試着いただいておりました。


その数週間後お二人で再度ご来店され、新婦様が前回ご試着いただいた中から、deco laceのチェーンリングが特にお気に召したご様子。

すると新郎様は、「このリングもマリッジリングもどっちも似合っているから」と、エンゲージとしてオーダーしてくださったそうです。

「エンゲージリングは着けないと思っていたけど、このリングならずっと着けたい」と、新婦様も大変喜ばれていたとの事。

元々ファッションリングとしてコーディネートをご検討されていたので中指に着けるエンゲージリングになりましたが、お二人にとってベストなエンゲージの形が見つかったと、岩﨑としても嬉しかったようです。



以前こちらの記事でファッションリングを左薬指に着けても良いですよね、という事を書きましたが、その逆も然りで、ブライダルリングだからといって必ずしも左薬指に着けなくても良いんだよなという発見でした。



 

昔エンゲージリングについて、誰かからこんな話を聞いたことがあります。

「別に普段から着けなくても良い。せっかくの結婚記念日だから食事でも行こうかという時に、ふと思い出して着けてみると、当時の事が思い返されて感謝の気持ちが湧いてくる」


humのジュエリーはファッション・ブライダルを問わず、日常使いを想定して作られています。

エンゲージリングも普段使いしやすいものが多いですが、その方のライフスタイルによっては、着ける機会が少ない場合もあると思います。


たまに身に着ける特別感に浸るのも、日常使いできるデザインを楽しむのも、どちらも素敵なエンゲージリングの在り方。

絶対に必要なものという訳ではありませんが、今回ご紹介したお客様のように、ご自身にしっくりくるエンゲージリングのデザインや着け方をhumで見つけていただけたなら光栄です。


人生で一度きりのブライダルリング選び、これまでの概念にとらわれず、お二人が納得いくよう自由に選んでみてくださいね。




今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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2021/04/07

JEWELRY MAKING FESTIVAL vol.1 report

こんにちは、小西です。


遅くなってしまいましたが、3/27・3/28に開催された「JEWELRY MAKING FESTIVAL」の様子をレポートいたします!


1日目は快晴。2日目はあいにくの雨天でしたが、たくさんの方にご来場いただきました。

JINNAN HOUSEの長閑な雰囲気の中で、皆様思い思いに手を動かし、ワークショップに没頭してくださいました。


【彫り体験】

タガネとオタフク(ハンマー)を使って銅板に模様を彫る体験。

コツを掴むまでが難しい技術ですが、少しずつ彫り進めていく感覚は癖になりそう。

実際にhumの職人が練習した銅板にも、皆様興味津々でした。


【industrial diamond原石研磨体験】

北川ダイヤモンド工業様のご協力により実現した研磨体験。

ダイヤモンドの原石を見ること自体が初めてだという方がほとんどでした。

北川氏によるダイヤモンド講義も興味深く、学びが多かったと思います。

私含むhumメンバーも、空き時間を見つけて続々と体験させていただきました!


【ring,bangle,pierced earrings】

humファンの方々には、やはりジュエリー制作のコンテンツが好評。

既にご愛用いただいているhumのジュエリーに合うようにと、真剣にデザインを選ばれる姿が印象的でした。

それぞれ理想の仕上がりを追求し、職人と相談しながら制作したジュエリー。

JMFの思い出と共に、大切に身に着けていただけそうです。


【SILVER SPOON】

子供も大人も一緒になってお楽しみいただけた、SILVER SPOON。

ものづくりの楽しさは年齢関係なく共有できるものなんだなと実感しました。

刻印の入れ方や仕上げに、ひとりひとりの個性が表れていました。

作りたてのスプーンでアイスを食べる体験も記憶に残ったのではないでしょうか。


【guinomi】

ご参加された方々、お疲れ様でした。かなりの体力を使いましたよね。

理想の形になるまで力を振り絞って叩いて・・・できあがった時の達成感はひとしおだったと思います。

美味しいお酒をお楽しみください。

担当の職人・小野の体力が持たないという理由で、今回限りの幻のコンテンツになりそうです。。。



いかがでしたか。

「体験という形でブランドコンセプトの“記憶に残るジュエリー”を体現する2日間」

JMFを表現したこの言葉を、皆様に実感してもらえていれば幸いです。


私も2日間参加いたしましたが、これまでとは違うhumの一面を多くの方々に知って頂けたことを大変嬉しく思います。

実際に制作を体験していただくことで、humのハンドメイドへのこだわりにも納得していただけたのではないでしょうか。


人が人を思い、心を込めて手作りするからこそ、そこにはモノを超える価値が生まれます。

humの職人が作るジュエリーも、皆さまがご自身で作られたジュエリーも、それは変わらないと思います。

ジュエリーの意味、そしてものづくりの意義を、再認識できたイベントになりました。


現在第2弾を計画中ですので、今回ご予約をお取りできなかった皆様も、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ!

 


今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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Maira Gall