こんにちは、小西です。
今回は「from JINGUMAE」の第2回目となります。
先日久しぶりに東京への出張があり、アトリエを視察してまいりましたので、その時の様子をお届けいたします!
余談ですが、出張の主たる目的は、とある企画についてのミーティングでした。
とても面白くなりそうなので、早く皆様にお知らせしたくてうずうずしております。
正式発表まで暫しお待ちください。
さて、アトリエではREFINE METAL Collectionの制作工程を見学することができました。
代表の貞清から説明されてはいたものの、実際に作業を見た事はなかったので、
「自分がオーダーしたネックレスを作っているところが見たい!」とリクエストして、見せてもらいました。
REFINE METAL Collectionの制作は、高野が担当しています。
革新的な見た目のREFINE METAL Collectionは、職人なら誰でも作れるようデザインされています。
代表の貞清が意識したのは「若手の高野でも作れること」だったそう。
貞清は、サステナビリティの本質を謳うREFINE METALを用いたジュエリーなのだから、当然その文脈を汲んだ生産背景であるべきだと考えました。
作るにあたって特殊な技術や設備を要するものは、持続可能性が高いとは言えません。
経験の浅い若手でも一通りの工具さえあれば制作できる構造は、REFINE METAL Collectionのデザインにおいて欠かせない要素でした。
使用する工具は、REFINE METAL Collectionのチェーンのコマを成形しやすいよう、既製品を加工してあります。
高野に解説してもらいながら作業工程を見学していると、ある事に気付きました。
「叩く」「削る」「曲げる」
一コマを作るのに、この作業を何度も繰り返す必要があります。
ひとつひとつの作業は単純ですが、それを何段階にも分けて繰り返し、ようやくコマのフォルムが出来上がっていきます。
コマの形になったら、それをひとつひとつロー付けしていきます。
humが手作業にこだわるのは、手作業でしか作り得ないモノがあるからこそ。
「誰でも作れる」は決して「楽に作れる」という意味ではなく、
「(時間と手間と努力を惜しみさえしなければ)誰でも作れる」という事なのです。
こうやって現場を見学してみて、オーダーしたネックレスへの思いが更に高まりました。
このブログをアップするまでに仕上がってきたら、写真を載せようと思っていたのですが・・・まだ制作中のようです。
受け取ったらインスタグラムのほうに載せますね。
また、作業の合間に柳生がこんな写真を撮ってくれました。
前々回の記事に掲載した、私物のピアスに刻印を入れてもらっているところです。
刻印を打つ茂木を撮影する柳生。
このブログや私のインスタ、オンラインストアでも、柳生が撮影する写真は欠かせません。
久しぶりにJINGUMAEを訪れましたが、同じタイミングでデザイナーの稲沼とWORKSHOP NANOKAWAの小野も来ており、束の間の賑やかなひとときを過ごしました。
humのクリエイションの源泉は、もちろん作り手の強いこだわりや意思、哲学です。
そうやって生み出されたものを、クオリティを保ちながら作り続けるにあたって、チームワークは絶対に欠かす事ができません。
そんな人間的な部分も、これから少しずつ伝えていけたら嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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