2020/11/08

ホワイトゴールドのこと

こんにちは、小西です。

ジュエリーに詳しい方なら、humのホワイトゴールドを見た時に「変わった色味だな」と感じられるのではないでしょうか。

ファンの皆様からは、この独特な色合いが好きだというお声を頂きます。
ゴールド派、シルバー派を問わず幅広くご愛用いただいている、humのホワイトゴールド。
今日はその魅力をお伝えしたいと思います。



そもそもホワイトゴールドというのは合金の一種。
純金(24金)にパラジウムや銀などを混ぜることで、白い色をしたゴールド「ホワイトゴールド」ができあがります。

その混ぜる金属のことを、割金と呼びます。
ジュエリーによく用いられる18金は、75%が金で、残りの25%が割金。
割金の配合を変えると、ゴールドの色合いが変化します。
humでは18金イエローゴールドや18金ホワイトゴールド、18金グリーンゴールドをよく使いますが、これらの違いは25%の割金がどのように配合されているかです。

では、なぜ割金を混ぜるのかというと、強度を高めるためです。
24金は非常に柔らかいのですが、他の金属を加えることで加工しやすく、また変形や傷に強くなります。



一般的なホワイトゴールドを使ったジュエリーには、ロジウムメッキ加工が施されます。
これは、やや黄みがかった色のホワイトゴールドをきれいな白に見せるため。

ところがhumでは、白さを強調するためにメッキをかけることはありません。
独自の配合にこだわったホワイトゴールドは、グレーっぽいようなブラウンっぽいような、独特のニュアンスがある色なので、わざわざ白く見せる必要が無いのです。

このhumならではのホワイトゴールドを引き立てるのが、ブラウンダイヤです。
落ち着いた輝きを有するブラウンダイヤに、温かみのあるホワイトゴールド。
主張しすぎる事なく控えめな印象ですが、自然と目を引く魅力的な色合いです。


こちらは先日hum online storeに入荷した1点物。
ローズカットのブラウンダイヤは色の濃淡が出やすく、全体的にきれいなグラデーションが生まれています。
大胆なデザインのエタニティリングですが、素材の色合いが柔らかいので、肌馴染みの良い仕上がりです。

また1113()にも、ホワイトゴールドとブラウンダイヤを使ったアイテムが入荷します。
シックでエレガントなコーディネートのご提案として、laceコレクションからテニスブレスレットとチェーンリングをセレクトしました。
hum独自のホワイトゴールドとブラウンダイヤによって、華奢なジュエリーが印象深い雰囲気を纏います。
 
humeteのシルバーチェーンをデイリーにご愛用いただいている方は多いと思いますが、TPOによっては、このように淑やかなスタイリングも素敵ですよね。
 
ピアスはあえてイエローゴールドを選ぶことで、こなれた印象になります。


色味を統一させることにこだわらず、それぞれのデザインによって色や素材を選んでほしい。
デザイナーがそんな風に話していた事がありました。
 
他の素材と合わせても浮かないhumのホワイトゴールドは、普段イエローゴールドだけを着けているという方でも取り入れやすいと思います。
特有の優しい色合いが他のジュエリーを受け止めてくれるので、ぜひ素材をミックスしたコーディネートに挑戦してもらえたら嬉しいです。
 
 
 
humのホワイトゴールドの魅力、伝わりましたでしょうか。
本日はブラウンダイヤをあしらったデザインに絞ってご紹介してまいりましたが、実はホワイトダイヤとも相性が良いんです。
 
現在hum直営店にて展開中の「REFINEMETAL COLLECTION」では、ホワイトゴールドとホワイトダイヤの組み合わせをご提案しています。
こちらもぜひご覧くださいませ。
 
 
 
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
 
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