2020/11/22

Artisanal -customer interview-

 こんにちは、小西です。

 

humは「誰が誰のために作るのか」を大切に考え、自社のアトリエにて11点ハンドメイドによるジュエリー制作を行っています。

その最たるものがビスポークオーダーだと言えますが、オーダーメイドのベーシックコレクションや、1点物のOne Offコレクションにも、humの理念が表れています。

 

1点物の中でも一際特別な、「アーチザナル」というラインをご存知でしょうか?

至高の逸品を作るにあたって必要な素材や条件、タイミング。

それらが完璧に揃った時にだけ制作されるhumの最上級ラインです。

全工程を一人の職人が手掛け、完成した作品にはその職人のサインとなる刻印が入ります。

これまで制作した点数は多くないため、初めて耳にされた方もいらっしゃるかもしれません。

 

この「アーチザナル」をエンゲージメントリングとしてお選びくださったお客様へインタビューのお願いをしたところ、有り難いことに快諾していただけました。

 

今日はそのお客様へのインタビューを通じて、アーチザナルの魅力、ひいてはhumの真髄に触れていただければと思います。


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S/アパレル関係

購入品番:AR-R54

エンゲージメントリングを選ぶにあたって、一番初めに思い浮かんだのはショーメでした。ショーメ展を見に行った事があったし、こういう機会でしか着ける事の無いブランドかなと。

具体的には、ティアラ型の「ジョゼフィーヌ」というモデルを候補にしていました。

日本のブランドでまず候補に挙がったのは、SHIHARAhum

それぞれ個性的な雰囲気が気になっていました。

 

私自身こだわりが強いタイプで、予算を設けずひたすらピンとくるデザインを探していました。

ダイヤに関しては、マーキースやペアシェイプ、ローズカットなど、自然とラウンドブリリアントカット以外が目に留まるように。

あまのじゃくなので、みんなとは違うものが良かったんです。

 

元々humの商品の中では、インスタで見かけたティアドロップ型のローズカットダイヤをシンプルに仕立てたデザインが印象に残っていました。

アーチザナルラインの存在は知らなかったのですが、この個性的なリングを試着したとき、とにかくピンときて・・・。

細部の細部まで作り込まれたプレミアムな1点物に出会えたおかげで、難航すると思っていたエンゲージリング選びが、想像していたより遥かにスムーズになりました。

 

王道のラグジュアリーブランドや、ミニマルテイストのデザイナーズブランド。色々と見比べていく中で、「自分の生活に溶け込むか?」という事を考えるようになりました。

ラグジュアリーブランドのエンゲージリングは華やかでテンションも上がるけど、自分の普段のスタイリングで着用するイメージができなかったんです。

かと言って、せっかくのエンゲージなのにあまりにもシンプルすぎるのは物足りないと思った。

エンゲージらしい特別感がありつつ、自分が好きなファッションに合うテイストなら永く着けられるかな・・・。

そう感じて、最終的にこのアーチザナルに決めました。

気に入っているポイントは、まず変わったダイヤが使われている所。

一般的なラウンドブリリアントカットでは満足できないと思っていたので、このライトイエローの四角いダイヤが気に入りました。

それに、サイドのデザインと彫り模様、メレダイヤの留め方も素敵。

実際に着けて色んな角度から眺めると、ここも良いな、こっちも良いな、という感じで、ディテール全てに見入ってしまいます。

他にどこを探しても見つからない、個性的なのにエレガントでクラシックな雰囲気が好きです。

指あたりもやわらかく、着けやすいです。

 

夫も、他ブランドも含めた中でこれが一番気に入っていたみたいです。

下見を終えた後、家でも繰り返し会話に出てきて「やっぱりあれが良いんじゃない?」と。

君らしいし、着けている姿がイメージできる。そう言ってくれていました。

 

母には試着した時の写真を送っていたんですけど、これに決めたよと報告したら、「これにすると思ってた」と言われました。

好みがはっきりしている私には、周りから見てもhumのアーチザナルが一番しっくり馴染んでいたのだと思います。

ここまで自分にぴったりだと思えるのも、1点物だからこそですよね。

初めて下見をした時は新宿伊勢丹の方に立ち寄って、そこで「神宮前店には1点物がもっと豊富に揃っている」と案内されました。

後日神宮前店を訪れると、伊勢丹で見て気になったこのリングが、偶然こっちにあったんです。

他のデザインも見てみたくて神宮前店に足を運んだけど、このリングへの想いが更に強まる結果に。

そんなご縁を感じたエピソードも思い出深く、既に愛着がわいています。


実は職場が神宮前店のすぐそばなんですが、なかなか立ち寄る機会がありませんでした。

伊勢丹のスタッフさんに案内してもらって、足を運んでみて良かったです。

どちらの店舗でも丁寧に対応していただきましたが、特に神宮前店はブライダルリングを選ぶのにふさわしい空間だなと思いました。

時間を忘れてじっくり選ぶ事ができるし、併設されているアトリエで作り手の存在がリアルに感じられるので、リングへの思い入れも増しました。


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いかがだったでしょうか。

飾らず素直にお話しくださった温かいお言葉の数々に、スタッフ一同感激しております。

S様、本当にありがとうございました。

 

 

私も過去に何度か、お客様がアーチザナルを迎えられる瞬間に立ち会ったことがあります。

素材、デザイン、着用感、ディテール、職人のこだわり全てが自分自身にフィットした時、「自分だけの為の逸品」だという強烈な運命を感じるのでしょう。

明らかに、眼の輝き方が変わります。

そんな運命的な出会いが生まれると、制作した職人の姿が思い浮かんでものすごく嬉しくなります。

 

 

humのクラフトマンシップを凝縮した最上級の1点物「アーチザナル」。

職人が全身全霊を注いだ作品には、他とは明らかに違う存在感、貫禄があります。

運良く出会えた時には、是非じっくりとご覧になってみてください。

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

インスタグラムも更新中です。

@yuko_konishi_

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